先月の11日、カミさんのウクレレサークルにも月一で講師として来てくださっているクラリネット奏者、高橋貞春さんのコンサートを家族3人で聴きに行った。
会場は黒磯駅前の「カワッタ家」さん。
上手いという一言で言い表すのは失礼だと思えるくらい、流れるような気持ちの良い音色に酔い痴れた。
すごい人が講師に来てるんだな〜。メイプル・オハナ。
演奏の合間の語りもとても楽しく聞かせていただき、中でも作詞家の野口雨情の足跡をたどる話が興味深かったのだが、童謡「七つの子」の話になったときに事件は起きた。(私の脳内で。)
「やまのふるすへいってみてごらん」
高橋さんが語られたときに、
(ふるす?古巣だったのか!フールスじゃなかったんだ!!)
となった。
実は、ずっと「フールス」ってなんだろうと思ったまま「七つの子」を歌っていた。歌詞カードのようなものを見たこともなかったので、そのまんま覚えて歌っていた。
それにしてもこの歳までなんで調べようとも思わなかったのかあらためて考えてみると、追求すべき後半の歌詞が、小学生の時に「カラスの勝手でしょ〜」に書き換えられていたからだということに思い至った。
そう。日本を代表するコメディアン、志村けんさんのせいなのだ。
カミさんに話したら、「文字通りfoolな話ね。」と一蹴された。
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